イタリアの新型コロナウィルス状況

お知らせ

AOTOBAGの本体である株式会社ビッグフィールドは、本来革製品の製造販売を行う会社です。そのため、1年に2回ほどイタリアのレザーフェア「LINEA PELLE」への視察を10年以上行っています。

長い付き合いの中で、家族ぐるみでお付き合いをするようになったり、必ずお土産を用意して待っていてくれるレストランが出来たりと、イタリアとの交流は弊社にとって貴重な財産となっています。

今回のコロナウィルス騒動でイタリア本土が大変な状況になっていることは、とても心配な出来事です。

先週トスカーナの友人から届いたメールは

Thanks for your mail, let’s continue keeping the health as the only true priority.
We’re trying to stay safer possible, locked down in the house since 3 weeks, we went out just 3 times to buy food.
Please take care of yourselves and the Family.
Really hope to see you both in September, that would mean the situation is back to normal.

というものでした。

現在、ほぼすべてのイタリア人が、自宅待機など厳しい行動制限を余儀なくされています。
また地元紙では、「たとえ封鎖措置が解除されても「以前のような生活に直ちに戻ることはできないだろう」と報道しています。

企業の閉鎖も続き、弊社の取引先であるタンナーも、3月25日から会社を閉めています。弊社の発注した革はギリギリで発送してもらいましたが、4月2日現在アゼルバイジャン共和国でストップしている状況です。

ただ日本のお客様達は、このようなイタリアの状況を理解し、デリバリーが遅れることは仕方がないと了承してくださる方ばかりで、非常にありがたく感謝いたしております。

3月31日夕方までの集計では、イタリアにおけるこれまでの感染者数は10万5,792人、死亡者数は1万2,428人と発表されています。完治した人数はこれまでで1万5,729人、まだ陽性反応がある患者数は7万7,635人で、そのうち入院中2万8,192人、それと別に集中治療中が4,023人、自宅隔離中が4万5,420人。感染者数の多くは、イタリアの北部4州に集中しており、ロンバルディア州だけで、これまでの感染者数は4万3,208人に上ると出ています。

経済にも大打撃を受けたイタリアですが、彼らの明るくポジティブなマインドなら、この危機をきっと乗り越えてくれると信じています。

和田耕治(国際医療福祉大学医学部公衆衛生学教授)先生は、下のように言っておられます。

「物理的な距離をとる一方で、我々は個人で、地域で、国を超えて連帯しなければなりません。距離をとるというのは心理的にも影響が大きいです。しかし、関わりすらも減らすという意味ではなく、距離はとるが、関わりを減らしてはいけません。個人でも、地域でも、国でも。新しい価値観と前向きな行動で、今後長く続くであろうこの流行に対応して行かなければなりません。」

私たち日本人も、イタリア人のポジティブな精神を見習い、大胆かつ冷静に乗り越えて行かなければと思います。